超長大橋時代の幕開け−技術者の新たな挑戦−


超長大橋時代の幕開け−技術者の新たな挑戦−

伊藤 學・川田 忠樹他  共著

A5判 本文 290 頁
定価:本体 3,000円+税
(平成11年5月発行)


詳 細 目 次

第1章 より長くより遠く
1.1 橋は人類の生活空間を広げる
1.2 橋の強さ
1.2.1 橋が壊れる?
1.2.2 材料と強度と構造
1.3 橋の形式と原理
1.3.1 曲げ強さを期待して
1.3.2 軸力強さを期待して
1.3.3 他の形式
1.4 形式ごとの適用スパンと代表的長大橋
1.5 橋はどこまで延びる?
第2章 長大吊橋の変遷
2.1 助走期としての19世紀
   −ブルックリン橋とフォース鉄道橋−
2.2 カンチレバーから吊橋へ
   −ケベック橋とマンハッタン橋−
2.3 スパン1000mを超えて
   −ジョージワシントン橋−
2.4 サンフランシスコ湾に架ける
   −ゴールデンゲイト橋とベイ橋−
2.5 伏兵風のダイナミズム
   −タコマナローズ橋−
2.6 タコマ落橋後の合衆国
   −マッキノーストレー橋とベラザノナローズ橋−
2.7 北米から欧州へ(革新への予兆)
   −フォース道路橋とターガス橋−
2.8 翼形断面(エアフォイル)革命
   −セバーン橋とハンバー橋−
2.9 20世紀最大の架橋プロジェクト
   −グレートベルトイースト橋と明石海峡大橋−
2.10 エピローグ:21世紀への架け橋
第3章 超長大吊橋への挑戦
3.1 設計
3.1.1 吊橋解析法の歴史
3.1.2 設計法
3.1.3 コンピュータによる設計支援
3.2 製作
3.2.1 材料
3.2.2 主塔、補剛桁の製作
3.2.3 ケーブルの製作 3.3 架設
3.3.1 主塔の架設
3.3.2 ケーブルの架設
3.3.3 補剛桁の架設
3.4 メンテナンス
3.4.1 点検設備
3.4.2 防食技術
第4章 強風と地震への取り組み
4.1 吊橋は風に弱い?
   −秒速80mの壁をクリアできるか−
4.1.1 風による振動
4.1.2 フラッター理論
4.2 ケーブルシステムを適用した新形式橋梁の数々
4.3 その他の新形式橋梁
4.4 吊橋は地震に強い?
  −巨大地震にも耐えられるか−
4.4.1 兵庫県南部地震と明石海峡大橋
4.4.2 21世紀に向けた超長大橋の耐震設計
第5章 下部工の工夫
5.1 水中基礎技術の発展
5.2 巨大構造物の出現
   −世界最大のオフショアプラットホーム−
5.3 全プレキャスト部材の橋
   −ノーサンバーランド海峡大橋、カナダ−
5.4 超長大吊橋の橋脚基礎への適用
第6章 超長大橋の構想と計画
6.1 架橋計画と供用後の状況
6.1.1 架橋計画
6.1.2 橋梁計画
6.1.3 供用後の状況
6.1.4 まとめ
6.2 海外のプロジェクト
6.2.1 メッシナ海峡横断プロジェクト
     −空想から現実へ−
6.2.2 ジブラルタル海峡横断プロジェクト
6.2.3 地中海沿岸におけるその他のプロジェクト
6.2.4 中国における長大橋プロジェクト
6.3 日本の海峡横断プロジェクト
6.3.1 将来計画の動向
6.3.2 東京湾口横断
6.3.3 伊勢湾口横断
6.3.4 紀淡海峡横断
6.3.5 豊子海峡横断
6.3.6 津軽海峡横断
6.3.7 吊橋上部構造に関する検討
6.3.8 超長大橋実現への展望