舗装技術者のための建設機械の知識


舗装技術者のための建設機械の知識

福川 光男 編著

(一社)日本建設機械施工協会 監修

2020年8月発行 B5判 306ページ
定価 3,300円(10%税込)

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目 次 CONTENTS

発刊にあたって

第1章 舗装関連機械の特色
はじめに
1-1 一般製造業との製造方法の比較
1-2 舗装作業の特質と舗装用建設機械
1-2-1 移動性機能
1-2-2 加熱対応機能
1-2-3 高精度施工機能
1-2-4 生活圏内隣接作業(作業環境制約)
「メカコラム」
第2章 路床・路盤用機械
2-1 ソイルプラント,クローラスタビライザ,ライムスプレッダ
2-1-1 ソイルプラント
「メカコラム」
2-1-2 現位置(路上)混合方式(自走スタビライザ)(In-Place)
「メカコラム」
2-1-3 安定材散布装置(ライムスプレッダ)
2-2 ロードスタビライザ(ホイール式スタビライザ),安定材定量供給装置
2-2-1 ロードスタビライザ(ホイール式スタビライザ)
2-2-2 安定材散布(供給・添加)装置
「メカコラム」
2-3 モータグレーダ(その1 機能・構造)
2-3-1 モータグレーダの機能と構造
「メカコラム」
「メカコラム」
2-4 モータグレーダ(その2 操作制御と自動化)
2-4-1 作業装置の操作内容
2-4-2 操作機構
2-4-3 操作制御方法
「メカコラム」バイラテラル(Bilateral)機構:負荷感応機能
第3章 アスファルトフィニッシャ
3-1 機構概要とトラクタ
3-1-1 機構概要と合材の流れ
3-1-2 機構区分
「メカコラム」遊星歯車機構(planetary gear system)
3-2 スクリード
3-2-1 スクリード装置の機能と構造
3-2-2 各部の機構
「メカコラム」フィードバック自動制御システム
3-3 機能をフルに発揮させるための周辺機器類
3-3-1 合理的な材料供給システム
3-3-2 隣接既設舗装接合部(コールドジョイント)加熱装置
3-3-3 厚さ自動制御機構用センサ機器
「メカコラム」デッドバンド(Dead Band):不感帯
第4章 締固め機械
4-1 締固め機械の特質と構造
4-1-1 締固めのメカニズムと作業原則
4-1-2 締固め機械の各部機能と構造
「メカコラム」三点支持機構
4-2 各種の締固め機構
4-2-1 静圧締固め機構(Static Compaction)
4-2-2 振動締固め機構(Dynamic compaction)
「メカコラム」HST:Hydro Static Transmission
第5章 セメントコンクリート機械
5-1 セメントコンクリート舗装用機械
5-1-1 作 業 手 順
5-1-2 作 業 形 態
「メカコラム」フィードフォワード制御(Feed Forward Control)
5-2 その他の装置と小規模工事機械
5-2-1 荷下ろし作業
5-2-2 締固め装置
5-2-3 簡易舗設機械
「メカコラム」使用部材の断面係数
第6章 アスファルトプラント
6-1 骨材の供給と加熱乾燥装置
6-1-1 製造工程による分類
6-1-2 アスファルトプラントの構成と各部機能
「メカコラム」熱伝達機能の種類
6-2 ミキシングタワーの機構
6-2-1 垂直搬送装置(ホットエレベータ)
6-2-2 ふるい分け装置(振動スクリーン)
6-2-3 一時貯留装置(ホットビン)
6-2-4 計量装置
6-2-5 混合装置
「メカコラム」アスファルトプラントに使用される空圧機器
6-3 ドライヤ非通過材料経路,排煙処理,混合物貯留装置と操作制御機構編
6-3-1 石粉の貯蔵と供給装置
6-3-2 アスファルトの加熱,貯蔵,供給装置
6-3-3 排気,集塵装置(ダスト回収装置)
6-3-4 混合物の貯蔵装置(ホットストレージサイロ)
6-3-5 プラントの操作装置
「メカコラム」シーケンスコントロール,フィードバックコントロール
6-4 リサイクルプラント
6-4-1 旧材解砕設備
6-4-2 再生骨材貯蔵,定量搬出
6-4-3 再生合材加熱混合方式
6-4-4 排煙脱臭装置
「メカコラム」連続重量計量装置(コンベヤスケール)

 
 
 

第7章 リサイクル関連機械
7-1 路上路盤再生工法
7-1-1 路上路盤再生工法の特長
7-1-2 路上路盤再生工法の種類
「メカコラム」回転数比例制御機構
7-2 路上表層再生工法
7-2-1 工法概要
7-2-2 機械装置
7-2-3 各部機構
7-2-4 新しい工法への適用
「メカコラム」アスファルト混合物の熱伝導率
第8章 維持修繕用機械
8-1 路面切削機
8-1-1 路面切削のメカニズム
8-1-2 コニカルビットの形状
8-1-3 切削ドラムの形状とビットの配列
8-1-4 ドラム駆動方式
8-1-5 切削方向(アップカット方式,ダウンカット方式)
8-1-6 切削深さ調整機構
8-1-7 切削幅の調整
8-1-8 切削材回収機構
8-1-9 機能応用機種
「メカコラム」トルク(回転力)
8-2 路面清掃用車両
8-2-1 路面清掃車(スイーパ)
8-2-2 排水性舗装の機能回復車
「メカコラム」PTO(Power Take-Off)
8-3 舗装表面処理機械
8-3-1 ショットブラスト
8-3-2 ウォータージェット(ウォーターブラスト)
8-3-3 グルービング工法
「メカコラム」油圧駆動装置と空圧駆動装置
8-4 舗装表面散布機械
8-4-1 アスファルトディストリビュータ(乳剤散布装置)
8-4-2 マイクロサーフェシングペーバ
「メカコラム」ギアポンプ
第9章 鋼床版舗装用機械
9-1 アスファルトクッカ車,グースフィニッシャ
9-1-1 アスファルトプラントにおける混合時の留意点
9-1-2 アスファルトクッカ車
9-1-3 グースアスファルト施工上の留意点
9-1-4 グースフィニッシャ
9-2 既存基層グース舗装の除去作業
「メカコラム」動力伝達装置(歯車とチェーン・スプロケット)
第10章 急勾配・斜面舗装用機械
10-1 アスファルト舗装の機械
10-1-1 傾斜角度の表し方
10-1-2 道路設計基準
10-1-3 路面傾斜角による機械編成
10-1-4 特殊走行路および遮水面の傾斜角による機械編成
「メカコラム」ローラの登坂能力
10-2 セメントコンクリート舗装の機械
10-2-1 斜面敷きならし装置
10-2-2 混合物斜面供給機構
10-2-3 強制養生機構
「メカコラム」転がり軸受けの用途と形状
第11章 環境対策機械
11-1 動力機構(内燃機関)における排気ガス対策
11-2 加熱機構(アスファルトプラント)の排気ガス対策
「メカコラム」
第12章 情報化施工
12-1 情報化施工と測位技術
12-1-1 建設機械の(人的)操作方法
12-1-2 従来の建設機械の自動化(倣い制御)
12-1-3 指標設置のための測位技術
「メカコラム」システム別によるGNSS測位精度比較
12-2 建設機械の三次元数値制御
12-2-1 建設機械の数値制御システムの概要
12-2-2 数値制御情報のアウトプット
12-2-3 測位方法による施工機械制御システム
12-2-4 新たな制御システムへの移行
12-2-5 操作データの作成方法
「メカコラム」慣性計測装置=IMU(Inertial Measurement Unit)について
第13章 舗装施工機械のあり方 ものづくり(舗装)と道具(施工機械)
13-1 施工合理化の必要性
索 引